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2012年1月5日木曜日

情報収集からシェアまで1つでこなすScoop.itの可能性

キュレーションの流れ

現代ビジネスより引用
Scoop.itはキュレーションに必要と言われる3つの要素を網羅しています。さらに使い方によっては、より多くの意味を付加することができるかもしれません。



Scoop.itでできること

Scoop.itの使い方は、こちらの記事を見るとわかりやすいです。
重複もありますが、重要だと思う部分、面白いと思う部分について説明していきます。

Topic作成時~
TitleURL最後にくっつくため、現在日本語は対応していません。スペースは ” – (ハイフン)”になります。
Languageは、設定した言語の情報を取得します。日本語もあり、十分使えます。
TopicFreeアカウントならば5つまで作成できます。


CURATEタブ~
ManageManage SourcesAdvanced Optionsから、自由に情報源を選択できます。
RSSTwitter ListGoogle Searchfacebookページ、さらにはOPMLファイルも対応しています。Twitterで主に情報収集をしている人にとって使いやすいと思います。


~対応しているソーシャルメディア~
FacebookTwitterfacebookページ、LinkedInWordPressTumblrに対応しています。Scoop.itGoogle+ページを持っていることから、近いうちにGoogle+にも対応すると思います。




アクティビティとしての可能性

Scoop.itを使えば情報収集からシェアまでScoop.it内でできるので、読んだものだけを“Scoop.it!”していけば、そのTopic自分の読んだ記事リストになります。

HearsayGunosyのように、誰かが読んだ記事がわかったり、自分が読んだ記事に応じて学習するなど、アクティビティはセレンディピティやUXを引き起こす可能性があります。Scoop.itも、読んだ記事を管理する使い方ができるので、情報管理のプラットフォームとなる可能性を秘めています。



まとめ

アクティビティを管理できるサービスは今後需要のあるサービスになり得る。日々のライフログはセレンディピティを生む可能性がある。



2011年9月30日金曜日

キュレーションの時代に大切なもの

コンテンツをつくる。

by Chris Heiler

コンテンツはゼロから作るものと、ツールを用いて独自の視点を加えることで作り上げるものと2種類ある。コンテンツを作ると言えば前者が当たり前であったが、現在は様々なキュレーションツールが存在し、誰でもコンテンツを作ることができるようになった。その時代で大切になるものが2つあると思う。



1.信頼性

by vagawi

あなたはどちらを選ぶだろうか?
日本アルプスのヒノキを使った鉛筆」と「コンビニに置いてある鉛筆
購入にかかる手間や値段は同じものとする。

「日本アルプスのヒノキを使った鉛筆」を選んだ人が多いのではないだろうか。
同じ労力ならば、少しでも良いものを、と考え、ブランド物を選ぶと思う。
これはブランドの価値、信頼感を期待して選んでいる。

このように「信頼できる」というのは選択する十分な理由になる。

これをキュレーションサービスに当てはめてみる。 
TwitterRSSの情報をあなたが重要と思うものだけを選別してくれるサービスがいくつもある。
それらの中で差別化を図るには精度が重要となる。

「どうやって選別しているのか?」「本当に重要なものだけ?」「何か抜け落ちがあるんじゃないのか?」

自分の目でなら確実にその取捨選択ができるが、もしも大切なものまで切られてしまったら・・・。
たくさんある中で、そのサービスを選択するための信頼性が足りないのである。

つまり、キュレーションの裏には間違いなく情報選択が行われ、何らかの情報が捨てられるのである。
キュレーションサービスが使われるためには、信頼性を得ることが何より大切である。



2.体験

by derekkeats

あなたはどちらを選ぶだろうか?
尊敬する人の講演を聞きに行く」「尊敬する人の講演がまとめられたものを見る
今回も前項と同様、手間や値段、発言内容とまとめは同じものとする。

おそらく「尊敬する人の講演を聞きに行く」人が多いのではないだろうか。
やはり直接見たいし聞きたい。

これは現場でしか味わえないものがあるという考えから選択するのだと思う。
つまり、まったく同じ内容の情報でも、それの感じ方、受け取り方が異なるのである。

これから情報はどんどんシェアされていく。誰しもが同じ情報を持つなかでどのように差別化がされるのかというと、体験の有無である。
体験の伴う情報は特別な情報として扱われる。
位置情報や人との出会い、現場の空気などが関連付けられて想起しやすくなる。

これはどこでも見れる情報に価値がないというものではなく、体験には付加価値があるという話である。



まとめ

情報が淘汰・共有される社会では、選択された情報の信頼性と、共有されない体験が大切になる。

2011年7月30日土曜日

写真共有サービスについて考えてみた


写真共有サービスとは
 
Instagramのように、写真を第三者の目に見えるところに共有するサービスのことを指す。
Instagramの認知度は凄まじく、Insta○○、もしくは○○gramにしておくだけで写真に関連したサービスかと思わせるほど浸透している。まさに写真共有サービスのTwitterである。



大きく分けて3種類

しかし写真共有サービスには、共有の方法が異なるものもある。
写真系のサービスには三種類あると考えた。
一つ目はInstagramSnapeeeのような加工系のサービス。如何に自分がグッとくるような加工が簡単にできるかが重要になる。
二つ目はPicasaGooglePhotos)やFlickrのようなオンラインアルバムサービス。容量と視認性、一覧性が重要になる。
三つ目はcolorZangZingのような共有特化型サービス。
今回は三つ目の共有特化型サービスについて考えたいと思う。



公開範囲

共有特化型サービスは、公開範囲と共有の仕方が重要になる。まず公開範囲について。
公開、非公開はもちろんのこと、友人にのみ公開、などがスタンダードになっている。しかし、これでは差別化ができないし、広がりがないので面白くない。ここで差別化するためには、友人以外の関連付けが必要になる。たとえば○○のような位置情報で関連付けしたり、写真に写っているものや時間帯などで関連付けをしても新しいつながりが生まれるかもしれない。写真に関する情報以外にも、撮影者の趣味嗜好で関連付けをするといいかもしれない。これはWondershakesomarがやろうとしていることだ。



共有の仕方

そして次に共有の仕方について。共有の仕方とは工程数が大切だと思う。
工程数は、写真撮影から何ステップで共有を終えるか、ということだ。Instagramの人気もこれが一つの要因となっている。これはUIが重要になってくる。利用者は「今」「すぐ」共有したいと思っているのに時間がかかってしまっては興ざめだ。個人的にcolorUIは非常にわかりにくかった。これも失敗の一つの要因だと思う。普及させるにはわかりやすく、如何に少ない工程数で共有を終えられるか、にかかっている。



まとめ
 
写真共有サービスの使い方は微妙に異なる。利用者はその違いを知ることでサービスを活用できるようになる。開発者はその違いを意識して、明確な利用シーンを想定して開発する必要がある。



参考
TechWave.jp
TechCrunch Japan