2011年7月30日土曜日

写真共有サービスについて考えてみた


写真共有サービスとは
 
Instagramのように、写真を第三者の目に見えるところに共有するサービスのことを指す。
Instagramの認知度は凄まじく、Insta○○、もしくは○○gramにしておくだけで写真に関連したサービスかと思わせるほど浸透している。まさに写真共有サービスのTwitterである。



大きく分けて3種類

しかし写真共有サービスには、共有の方法が異なるものもある。
写真系のサービスには三種類あると考えた。
一つ目はInstagramSnapeeeのような加工系のサービス。如何に自分がグッとくるような加工が簡単にできるかが重要になる。
二つ目はPicasaGooglePhotos)やFlickrのようなオンラインアルバムサービス。容量と視認性、一覧性が重要になる。
三つ目はcolorZangZingのような共有特化型サービス。
今回は三つ目の共有特化型サービスについて考えたいと思う。



公開範囲

共有特化型サービスは、公開範囲と共有の仕方が重要になる。まず公開範囲について。
公開、非公開はもちろんのこと、友人にのみ公開、などがスタンダードになっている。しかし、これでは差別化ができないし、広がりがないので面白くない。ここで差別化するためには、友人以外の関連付けが必要になる。たとえば○○のような位置情報で関連付けしたり、写真に写っているものや時間帯などで関連付けをしても新しいつながりが生まれるかもしれない。写真に関する情報以外にも、撮影者の趣味嗜好で関連付けをするといいかもしれない。これはWondershakesomarがやろうとしていることだ。



共有の仕方

そして次に共有の仕方について。共有の仕方とは工程数が大切だと思う。
工程数は、写真撮影から何ステップで共有を終えるか、ということだ。Instagramの人気もこれが一つの要因となっている。これはUIが重要になってくる。利用者は「今」「すぐ」共有したいと思っているのに時間がかかってしまっては興ざめだ。個人的にcolorUIは非常にわかりにくかった。これも失敗の一つの要因だと思う。普及させるにはわかりやすく、如何に少ない工程数で共有を終えられるか、にかかっている。



まとめ
 
写真共有サービスの使い方は微妙に異なる。利用者はその違いを知ることでサービスを活用できるようになる。開発者はその違いを意識して、明確な利用シーンを想定して開発する必要がある。



参考
TechWave.jp
TechCrunch Japan