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Distimoの調査によれば、無料アプリケーションの数では、AndroidがiPhoneを上回ったということが報告された。Anrdoidユーザーとしては新しいアプリケーションが世に生まれてくることは喜ばしい限りだ。
しかしアプリケーションの品質という面で考えると、まだまだiPhoneに及ばない。それはどうしてか?
僕はプログラマーではないが、実際に見聞きしたことからその理由をまとめたいと思う。
理由は大きく分けて2つある。
1.OSの違い
Androidはバージョンが無数に存在する。REGZA Phoneは2.1、GalaxySは2.2、Mediusは2.2.1、Xperia arcは2.3、Optimus Padは3.0・・・など、Androidで動いている機種は20機種以上ある。さらに画面の大きさや使用できるセンサーも機種によって異なる。
iPhoneのOSはiOSで、最新バージョンはiOS4.3。何より大きいのはApple社で全品管理して生産しているため、機種によるばらつきが少ない。そしてiPhone3G、iPhone3GS、iPhone4、iPad、iPad2の5つしかない。
作り手からすれば、iPhoneの方がいろいろ考えずに作りやすいのだ。
それが新しいサービスにはiPhone版が多い理由である。
2.マーケットの違い
AndroidのマーケットはAndroid Marketだけでなく、いくつか存在する。Samsung Apps、Amazon Appstore for Android、appli.jp、au one Market、AppBrain、また、今後バンダイナムコゲームスによるパナドロイドや、サイバーエージェントによるAmeba AppMarketも今後参入してくる。
マーケットが複数あることによってアプリケーションが分散してしまう。
「ここにしかないアプリケーション」や「収益率の違い」などによって差別化を図ろうとして、今後もこれは続いていく。
一方iPhoneはApp Storeのみである。そのため何の迷いもなく(選択肢もないが)App Storeに皆向かう。
そこに行けばすべてがあるから、抜け漏れがない。
まとめ
Androidのガラパゴス化に規制がかからない限り、iPhoneの牙城は揺るがないと思う。
参考
TechCrunch Japan
ガジェット通信
OCTOBAオクトバ