IT元年
2011年はインターネットについて考えさせられる年となった。
まだ半年もたってないけど笑
1月にあったエジプト革命。
これの発端はFacebookによる呼びかけが民意に力をつけたことだった。
そして3月の東日本大震災。
まだまとめる段階ではないが、PersonFinderやTwitter、SAVE JAPAN!など、
電話が使えない状態でも使えるインターネットが情報交換や情報提供に大きな役割を果たした。
「インターネットは人や物とつながれる」
これが再確認された。
そしてこれから再確認する必要があることは
「何があればつながれるのか」
ということ。
これはインターネットという手段ではなくて、
どのような情報がつながるために必要になるかということである。
個人情報の開示へ
今後情報の量は増えていく。
Twitterでは一日当たりのTweet数は1億を超えているという。
さらにTweetはGoogleで検索可能である。
これは日々情報をWebに公開しているという ことだ。
中には「個人情報」と呼ばれるものも含まれている。
たとえばfoursquareは場所にチェックインする。
この情報を少したどれば、僕がどの大学に行っていてどのあたりに住んでいるということがわかってしまう。
またhealthmonthやeatnow、Dittoなど、様々なサービスを使っていれば、どんな生活スタイルで何を食べていたのかもわかってしまう。そしてそれはだれでも検索することができる。
これからのサービスの方向は、個人情報をどんどん開示していく方向になると思う。
日々の生活の中に埋もれていたアナログな情報をすべてデジタルにして残す方向だ。
個の確立へ
デジタル化してあふれた情報を活用することが今後の課題となる。
KloutやExport.ly、Summifyといった、データマイニングやキュレーションが活用の方法である。
これらのサービスの一つの終着点は、個の確立だと考える。
個人情報を分析して、その人がどういう人なのかWebにある情報のみで明らかにする。
様々な情報をデータマイニングして、個の確立という方向でキュレーションするのだ。
これができるようになればFacebookの優位性はなくなる。
友達よりも趣味嗜好が近く、人物像がわかる人がいれば、その人からの情報が最も有益な情報となるからだ。
今後のプラットフォーム
個の確立を促すうえで必要なものがもう一つある。
それはWebにおける家である。
家は個人情報が詰まっており、それらにアクセスできる場である。
家になりえるものはabout.meやFlavors.meといった自己紹介サービスである。
そこにアクセスすれば、普段の考えや食べるもの、好きな写真や明日の予定まですべてわかる。
細分化されたサービスをまとめ上げるのだ。
やりとりはFacebookやTwitterなどの郵便箱を使えばいい。
まとめ
個が確立されたWebでは、つながりが盛んになる。
今までのように数撃ちゃ当たる出会いではなく、出会いの信頼性は高くなる。
このメリットを使わないということはないだろう。
来るべくその時に備えて、情報はデジタル化することをおススメする。
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